運送・物流業

貨物自動車業、バス事業、タクシー事業の皆様へ

元従業員から不当解雇、未払残業代の主張をされた。

不当解雇及び未払い残業代の請求に対しては、弁護士が代理人として、解雇の有効性を検討した上で妥当な解決金等による解決に向けて、また、未払い残業代請求について妥当な金額に納まるよう弁護します。

また、このような紛争を予防するためには、労働時間の管理や従業員に対する指導の記録等日頃から準備をすることが重要となってきます。そのため、労働問題に精通した弁護士が関与し、残業代の請求を正当な範囲内に収めるだけでなく紛争の事前予防が可能となります。

さらに、団体交渉の経験をもつ弁護士が立ち会うことにより、労働組合とも対等に渡り合うことができます。

人手が不足している昨今においては、ますます解雇をめぐる問題や定年後の再雇用をめぐる問題等、労務問題が顕在化しており、ドライバーを確保する必要のある運送業においても労務問題は深刻さを増しております。

弁護士は、就業規則の作成やチェック、雇入れに際して労働者に交付すべき書面、就業期間中に備え置くべき書類の整備、雇用関係が終了するに際し整えるべき書類等の作成・整備に関しアドバイスすることができます。

定年後の再雇用の際に給与を引き下げたら、従業員から不当であると主張された。

近年、従業員から定年後の再雇用にあたって給与を引き下げたことを理由に、従前の給与と引き下げ後の給与の差額を請求される案件も増えています。これは、定年後も漫然と定年前の業務と全く変わらない業務内容を従業員に行わせていたことが原因の一つと指摘されています。

弁護士が事前に関与し、就業規則の見直し等により給与の引き下げ等労働条件にまつわる紛争を事前に回避することも可能です。

運転手が交通事故を起こしてしまった。

運転手が交通事故を起こした際の損害賠償について、過失割合などが賠償額の算定にあたって問題となります。

弁護士が関与して示談交渉をすることにより、示談金を正当な金額に納まるように対応いたします。